八ヶ岳とは主峰の赤岳(2899m)を中心にして南北約30km・東西役15kmにわたって展開している 大火山群であり山塊となっている山々のことです。 位置的には長野県諏訪・佐久・山梨県にまたがる地域に展開しています。 八ヶ岳にある八つの山は一般的には天狗岳(2646m)・硫黄岳(2760m)・横岳(2829m)・ 阿弥陀岳(2805m)・主峰の赤岳(2899m)・権現岳(2715m)・西岳(2398m)・編笠山(2524m)を指しているようですが、 八ヶ岳連峰となるとここにさらに北に位置する蓼科山までの部分も含まれるようです。 また八ヶ岳は登山基地となっている夏沢峠(標高2440m)を境に北八ヶ岳と南八ヶ岳に分類されることもあり、 北八ヶ岳には天狗岳をはじめ、北八ヶ岳連峰の山塊の中にはメルヘン街道麦草峠(2127m)、 その北に茶臼山(2384m)・縞枯山(2403m)・横岳(北横岳・2472m)・蓼科山(2530m)があり、 比較的穏やかな山容を持つ山々が広がっています。 一方の南八ヶ岳連峰には硫黄岳・阿弥陀岳・横岳・主峰赤岳・権現岳・西岳・編笠山などの 急峻な山容を持つ山々が広がっています。 日本百名山でいう八ヶ岳とはこの急峻な南八ヶ岳のことを指すようです。 八ヶ岳連峰はフォッサマグナ(大地溝帯)の中にあり、古来からの連続した火山活動によって誕生してきました。 位置的にはユーラシアプレートと太平洋プレート、南からのフィリピン海プレートが重なっているあたりになります。 八ヶ岳自体は複数の成層火山や溶岩ドーム、溶岩流が集まった火山群の集合体となっているようです。 その歴史約120万年前頃から活動を始めて、徐々に噴火の範囲は南側へ移動し、約20万年前にこの噴火は止まったようです。 その後は有史以来では火山活動は観測されていないようですが、 888年に八ヶ岳のひとつ天狗岳が大崩壊を起こしていることが確認されているようです。 夏の八ヶ岳を間近で見るために、簡単なのは清里ハイランドパーク観光リフトロープウエイに乗れば、 主峰赤岳の麓、1900m前後のところまで行くことができます。 またロープウエイ終点にある展望ヒュッテから脇道を5分ほど歩くと 賽の河原と呼ばれる赤岳登山道の途中の広場があります。 ここからは赤岳の姿を近くでくっきりと目にすることが出来ます。 清里ハイランドパーク観光リフトロープウエイの往復料金は1200円ほどです。 今回は八ヶ岳を中心に、麓に広がる野辺山高原や鉄道日本最高標高地点などを紹介します。
