別府地獄めぐり、ここでは血の池地獄と龍巻地獄を紹介します。 血の池地獄と龍巻地獄はともに別府温泉地獄ではありますが、 鉄輪温泉街から少し離れた場所にあり、移動には車が便利です。 血の池地獄はその名の通り、朱色に池面が色づいているのが特徴です。 この赤い池の色は熱で自然に地下の物質が酸化して出来た酸化鉄、酸化マグネシウムなどが熱泥となって池にたまり、 それが赤く見えているものです。 この血の池地獄は奈良時代の豊後風土記に赤湯泉、 万葉集にも赤池の名称で登場しているように古来からその存在が知られていたようです。 地下の熱泥が自然の力で湧出口から湧き出てきており、地表に現れるとこのような真っ赤な色に染まるのだそうです。 ただこの地獄、実際にまだ地下のマグマが活動しているということを示しており、実際に最近では昭和2年に 血の池から爆発を起こしているそうです。 熱泥がたまって湧出口を塞ぐと、内圧が高まって爆発が起きるようです。 ちなみにこの血の池は酸性度PHは2.5程度ある酸性湯となっており、湯温は78度となっているそうです。
龍巻地獄はいわゆる間欠泉のひとつで、地下でマグマに熱せられた水が吹き上げるようになっています。 この龍巻地獄は別府市の天然記念物に指定されています。 地下で150度まで熱せられた熱水が、圧力の高まりとともに一気に噴出し、 高さは約50m程度まで登ってゆくようです。 現在ここは屋根に仕切られているため、さほど迫力を感じるほどではありませんが、 それでも目の前で大体35分〜40分間隔でほぼ規則正しく吹き上げる熱湯に 自然の神秘といったものが感じられます。 熱水の噴出している時間は5分間ほどです。 龍巻地獄の間欠泉の仕組みは、地下の深いところから高熱度の熱水が上がってきて空洞にたまり、 空洞の熱水の温度が沸点を超えると気化現象を起こして一気に地表に噴出してきます。 地下の空洞の圧力が下がると今まで噴出していた熱水も勢いが衰え、次第に沈静化してしまう、 このサイクルを35分おきくらいで繰り返しているのがここ龍巻地獄の仕組みといえるでしょう。 また世界的に見ても間欠泉の噴出時間の短さがここ別府の龍巻地獄の特徴なのだそうです。
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