長岡天満宮では4月下旬には満開のキリシマツツジを見ることが出来ます。 長岡天満宮のキリシマツツジは八条ヶ池の中央部分・中堤にあり、長岡天満宮へ向かう参道に 真っ赤な化け物のような背の高いキリシマツツジの植え込みがあります。 最初に見たときはうわっと思ってしまいました。 なるほどこれだけのキリシマツツジのような巨大なツツジの植え込みは今まで見たことがありません。 何でも赤い壁のように見える植え込みの高さは約2.5mもあるそうです。 それが八条ヶ池の中ほど、長岡天満宮へ向かう参道両側にびっしり隙間なく赤い壁となっているわけです。 このキリシマツツジの植え込みは樹齢130年にもなるということです。 またここは八条ヶ池に水上橋が掛かっていて、なかなか雰囲気のいいところです。 長岡天満宮は名前からも想像できるように天神様、すなわち菅原道真公をお祀りしている神社です。 北野天満宮が梅なら、こちらは何故かキリシマツツジです。 それはいいのですが、長岡天満宮がどうして菅原道真公と関係しているのかというと、 実は以前この場所にて菅原道真公が生前に在原業平らと詩などを詠んで遊んだところとされていて、 太宰府天満宮へ左遷される際に名残を惜しんて道真公自身手掘りの仏像を安置したという言い伝えが残っており、 そこからここに長岡天満宮が建立されたという由来があるようです。 ここからしてはっきりとは分かりませんが、左遷された年、つまり長岡天満宮の創建は901年以降と推量されます。 しかし北野天満宮が雷神となった道真公の祟りを恐れて947年に創建された経緯があり、 またそれを契機に天神信仰が起こって各地に天満宮が乱立している状況を考えると それよりさらに後、950年以降の創建かとも考えられます。 ただ時代を経て学問の神様となった菅原道真公をお祀りする天神信仰が流行したのが江戸時代のことであり、 江戸時代初期の可能性もあるように思えます。 またこういう由縁は全国の天満宮に言えることのようですが、道真由来をこじつけるための話がないわけではないと思われます。 天満宮や天神と名のつく神社は全国無数にあるようですので。 江戸時代初期の1638年には八条宮智仁親王がここに池を造営されており、 その名前をとって長岡天満宮参道の池は八条ヶ池と名づけられたそうです。
長岡天満宮ツツジの道
長岡天満宮は別名長岡天神とも
八条ヶ池東側より満開ツツジを望む
キリシマツツジと新緑もみじ
撮影日2005年4月28日
