高見山は西日本の霧氷の名所といわれています。 一見霧氷とは関係ないような山ですが、台高山脈の北の端に当たる高見山では 北からさえぎるもののない季節風が容赦なく吹き付けるため、美しい霧氷を見ることができます。 霧氷を見ることができる時期は12月〜2月初旬頃にかけてですが、 冬の高見山でも霧氷を拝むためには少なくとも午前中の早い段階のほうが良いです。 厳寒期にはエビの尻尾と呼ばれる超長い霧氷がついたりもしますが、 標高の低い高見山はよほどの寒気が入らないと、太陽の光が当たると せっかくの霧氷が解けてしまうわけです。 見頃の中でも特に見頃となるのは12月末頃から1月中旬頃にかけて。 なぜなら日照時間が延びる2月に入るととたんに霧氷が形が解けて崩れたりしてしまうためです。 また霧氷は風下ではなく風上に向かって成長します。 理由は霧氷は空気中の水分が凍って木の枝に張り付くものなので、 風が吹いてくる方向、つまり風上側にどんどん成長してゆく特徴があります つまりここでは北側の方向にエビの尻尾は成長してゆくわけです。 夜明けを過ぎると赤みを帯びていた霧氷は段々色が変わり始め、 薄いピンクから青みがかった色へと変化してゆきます。 また赤い霧氷と、日の当たらないところの青く見える色のコントラストも美しいです。 そのダイナミックな色の移り変わりも高見山夜明け前登山の魅力といえると思います。
