広島県にある帝釈峡の美しい紅葉の壁紙写真です。 帝釈峡は広島県の北東部、神石郡神石高原町にあり、1923年に国の名勝指定、 1963年に比婆道後帝釈国定公園に指定されている帝釈川沿いの峡谷です。 地元では日本五大峡とも呼ばれている帝釈峡の標高は神龍湖駐車場付近で370m程あります。 もともと帝釈峡は約3億年前くらいから形成されたサンゴ礁の作った石灰成分を含む岩石が 隆起して地表に姿を現し、カルスト台地を形成した後、 流水によって深い渓谷が形成されてきたのが現在の帝釈峡の姿だそうです。 その証拠のひとつが神龍湖沿いにある櫻橋付近にあるウーライトと呼ばれる石灰岩です。 また7千万年前くらいには火山活動も起こっていたようで、その頃の岩石が神龍湖付近で見られるようです。 帝釈峡の全長は約25kmに渡って続いていますが、 一般的には神龍湖から上流の上帝釈が観光ルートとなっているようです。 帝釈峡の名前の由来は帝釈天から来ているもので、 709年に行基が開祖となる真言宗のお寺で帝釈天を祀っている帝釈天永明寺が入り口にあります。 今回は帝釈峡の中でもメインとなる、神龍湖付近の紅葉を神龍橋折り返しで散策してきました。 神龍湖は1924年に完成した帝釈川ダムによって出現した人造湖です。 深い渓谷を縫うように水をたたえるこの湖は、周囲24km、全長8kmほどあり、 総貯水量は1330万4600立方メートルあります。 水力発電を目的にした帝釈川ダムは非越流型重力式コンクリートダムで、 堤高62.1mあり、帝釈川発電所の発電用水になっています。 また神龍湖の周囲は断崖絶壁の渓谷美をたたえていて、 遊覧船からはこの断崖絶壁を間近に見ることが出来るそうです。 今回時間の関係で立ち寄らなかったのですが、上帝釈上流には 天然記念物で世界三大天然橋に数えられているといわれる雄橋があります。 これは流水によって石灰岩がくりぬかれてアーチ状になったもので、 この自然橋は長さ90m・幅19m・高さ40mもあるそうです。
緑の湖面とカエデの色づきが美しい帝釈峡
標高370m付近に展開する帝釈峡の紅葉の
見頃はだいたい10月末〜11月初旬頃です
一部色付きが良かったですが全体としては遅かった感じ
撮影日2005年11月7日
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