三段峡は広島県山県郡安芸太田町にあり、昭和28年11月14日に国の特別名勝に指定されています。 今回は紅葉の時期の三段峡を訪れてみました。 ただ三段峡といっても非常に範囲が広く、全て見て回る時間は取れませんでした。 そこで三段峡で最も有名とされている三段滝と聖湖(樽床ダム)周辺の風景と三ツ滝を訪ねました。 三段峡の名前の由来は三段滝から来ているとされているようです。 また別の説ではこの風景が中国の三峡に似ているところからそう呼ばれるようになったという説もあります。 広島県の中部、太田川源流の柴木川沿いに展開するこの渓谷は、総延長約11kmほどあり、 流紋岩と花崗斑岩から出来ている渓谷です。 この深い三段峡の渓谷は谷頭侵食と呼ばれる、隆起した地面を川が削り取って地形が後退する現象で出来てきました。 その削られつつある先端部分には滝が出来、水流の影響で滝自体の位置も少しずつ後退を続けながら 深い渓谷を作っていっているそうです。 現在見られる三段滝をはじめ、二段滝、三段滝、三ツ滝などもそうした渓谷が作られてゆく過程で出来た滝だそうです。 三段峡の上流にあるのが聖湖(樽床ダム)で、ここから流れ出している柴木川がこの渓谷美を作り出しています。 JR終点(現在廃線)の三段峡駅から聖湖まで遊歩道が完備されていますが、相当歩かなければなりません。 今回は車でとりあえず三段滝手前の水梨林道終点の駐車場に車を放し、ここから歩いて三段滝へ向かいました。 途中の道は比較的平坦でアップダウンもさほど急でもなく、歩きやすい遊歩道です。 ところどころ狭いところはありますが、それでも気にするほどでもありませんでした。 途中葭ケ原と呼ばれるあたりには茶店とトイレがあります。 三段滝までは約20分ほど歩きました。 そこから引き返して再び車に乗り込み、最上流の聖湖(樽床ダム)へ向かいます。 聖湖の堤防の狭い駐車場に車を停めてここから急な石段の坂道を15分ほど下ってゆくと最上流部の三ツ滝に出ます。 これが一番お手軽なコースかも知れません。 ちなみに三段峡は最上流部の聖湖で標高が約790mほど、そこから三段峡駅(標高341m)まで標高差450mほどあります。 遊歩道の途中には五大壮観でまだ見ていない竜門・二段滝・猿飛などまだまだ素晴らしい景観があるそうで、 時間があればゆっくり歩いてみたいものです。 三段峡へのアクセスは中国自動車道戸河内インターで下りて国道191号線を益田方面へ北へ向かうと20分ほどで着きます。
紅葉の時期の三段峡を訪ねました
紅葉の時期の三段峡は鮮烈な紅葉や
三段滝や三ツ滝などのとても美しい
ハイキングコースでした
撮影日2005年11月7日
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