コスモスはキク科コスモス属の一年草で、ピンクや赤、濃い紫、白などの美しい花を咲かせます。 一般に秋の花の代表格でもあり、桜に似たその形から秋桜とも呼ばれます。 コスモスはあまりにもよくあちらこちらで見かけるので日本古来からある花のように錯覚しがちですが、 実際はコスモスの原産国はメキシコの高原地帯で、 その後大航海時代にコロンブスがアメリカ大陸を発見し、そこで見つけた花をスペインへ持ち帰り、 スペイン・マドリッドの植物園で1791年にコスモスと命名されたのが最初のようです。 日本へ入ってきたのは江戸時代末期頃、その後明治時代に入ってから その可憐な花が日本の秋の風情に非常にあっていたことから瞬く間に全国に広がっていったのだそうです。 全国各地にこれだけ広がりを見せているのはコスモスの花の性質で、 可憐なようですが実は非常に丈夫で繁殖力も強く、雑草並みの強さを持っていることや、 日本の秋の風土がコスモスに適していたことがあるそうです。 自然のコスモスは短日性という性質を持っていて、夜の長さが10時間以上になって初めて花芽をつけるそうです。 またもともとが熱帯高原地帯にあったものですので日当たりを非常に好む植物でもあります。 そのため、日本では秋の季節が開花には最も適していることになりそうです。 ただ最近は品種改良が進んでいるため、 種を撒いて2ヶ月ほどで発芽するアーリーセンセーションといった種類が現在の主流だそうで、 早いものでは6月頃から花が見られることもあるそうです。 代表格のピンク色の古来種のコスモスはビピンナツスと呼ばれ、そこから様々な色や形のコスモスが 交配によって作り出されてきました。 よく見かけるものに濃紫色のチョコレートコスモスや白や赤、最近では黄色いコスモスまで登場してきているようです。
コスモスは広大な面積を持つ休耕田などが栽培に適しています。
秋になるとひまわりの丘公園の休耕田に
数百万本のコスモス畑が出現します。
ピンクや白、濃い紫色などいろいろあります
撮影日2005年10月27日
