南禅寺三門は禅宗の一派、臨済宗の総本山として名高い
南禅寺の参道にある門です。
南禅寺は京都五山(天竜寺・相国寺・建仁寺・東福寺・万寿寺)の上に位置すると言う、
禅宗寺院最高の格として位置づけられている、すごいお寺です。
三門はその南禅寺の手前にあり、建立は1295年になります。
高さは22mもあり、知恩院や仁和寺二王門と並び京都三大門と言われているそうです。
(仁和寺二王門の代わりに東本願寺大師堂門が三大門に数えられることもある)
現在のものは1628年に藤堂高虎の寄進で江戸時代に再建されたもので、
ここでは上に上った盗賊石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」と言ったという話が歌舞伎で残っているようです。
最近ではマンガ・ルパン三世で登場して有名な石川五右衛門ですが、別に斬鉄剣を振り回していたわけではありません。
実際石川五右衛門は実在していたそうで、かつて織田信長や豊臣秀吉がいた戦国時代に盗賊として京都を荒らしまわり、
あげくに1594年に京都三条河原で釜ゆでにされて処刑されているらしいです。
ということはこれらが事実であれば、この現在ある南禅寺の三門ではなく、
1628年以前に三門が再建されていなければ五右衛門の話はウソの作り話だったということになります。
それとも化けて出た石川五右衛門の幽霊がこの上から絶景かなと叫んでいたのでしょうか?