社桃園で撮影した桃の花の壁紙写真です。 バラ科サクラ属に属する桃の花の歴史は非常に古く、この植物もまた発祥は紀元前400年頃の中国大陸だそうです。 日本の神話の世界であるいざなぎの尊などが登場する古事記の中に桃の花が登場するところから、 弥生時代にはすでに日本に入ってきていたものと考えられているようです。 もっとも古事記自体書かれたのは奈良時代初期の712年に太安万呂(おおのやすまろ)が編纂したことになっているので 物語に登場するのはずっと後の時代になってからですが。 桜が満開になる頃、また桃の花も桜より一層鮮やかなピンクの花を咲かせます。 このピンク色、桃色と呼ばれる色はその名の通りこの桃の花の色から来ているようです。 桃色は桃の実の色ではなく花の色のことなのでしょうね。 花が咲く頃になると、桃園などではせっかく咲いている花を摘み取る光景が見られます。 これは何をやっているのかと言うと、いわゆる間引きということと、 上向きの花を摘み取ることで下向きの花のみ残し、充分に栄養が行き届くようにするためです。 こうやって残した花を人工的に受粉させると桃の実がなります。 だいたい開花するのが4月上旬頃〜中旬頃で、それと時を同じくして受粉作業を行うようです。 こうして収穫期である6月中旬頃になるとあのおいしい白桃がいただけるわけで、 実に広大な桃園に無数に咲く桃の花が満開になる頃に受粉作業でもっとも忙しくなってきます。
桃の花 社桃園にて
桃の花と桃の実
桃の花を摘み取ったあとに
桃の花の見頃 他
撮影日2003年4月14日
