菊の壁紙写真ではフラワーセンターの菊花展の様子をお届けします。 菊の花と言えば晩秋を代表する花のひとつです。菊の花の歴史も古く、 もともと中国原産で、3000年以上の歴史を持つ菊の花が日本に渡来してきたのは奈良時代の8世紀ごろ、 当時の中国(唐)から唐の文化や技術、仏教などをもたらした遣唐使によって日本に持ち帰られたと言われています。 菊の花は中国では「菊」と書き、この字はもともと散らかった米を一箇所に集めると言う意味を持っている 漢字なのだそうです。白い小菊の花びらがまるで米を寄せ集めているように 見えたところから名づけられたのかも知れません。 菊花展に展示されている菊の花は主に2種類に大別されます。 ひとつは大輪菊の花で、厚物と呼ばれています。もうひとつが管物と呼ばれる花びらの薄いもので、 花火などに登場する千輪菊といったものはこの薄い花びらの管物の菊を花火で表現しているのでしょう。 この他、小菊などもありますが、こちらは家紋などにもデザインとして使われています。 菊の家紋と言えば皇室の家紋としても非常に有名ですね。 菊の家紋はその昔、平安時代頃から公家の間ではやっていたそうですが、後鳥羽上皇の時代に 特に好んで使われたことから皇室でもこの家紋が採用されるようになっていったようです。 以前は誰でもこの家紋を使えたのですが、明治時代に入って明治2年に正式に菊が皇室の紋章に決定され 以後は他の家紋に菊の花を使うことは法律で禁止されているそうです。 9月9日の重陽の節句などには菊をお酒に浮かべて飲んだりする菊の宴などが古来から催されていたそうです。 古来中国ではこの菊の花に不老長寿の効果があると信じられていたようで、この不老長寿へのあくなき願いが ひいては皇室の家紋にまで採用され、桜と並んで日本の国花ともなっている所以なのでしょう。 そういえば2006年はのじぎく兵庫国体が開催されましたが、菊の一種である野路菊は兵庫県の県花でもあります。 菊の花の見頃は大体10月末頃〜11月中旬頃となりますが、開花時期はものや種類によっても異なります。
フラワーセンター菊花展の壁紙写真です
兵庫県フラワーセンターでの菊花展では
厚物と呼ばれる大輪の菊や管物と呼ばれる
管状の花びらの菊の花が美しく展示されていました
撮影日2005年10月27日
