貴船神社は京都市左京区鞍馬貴船町にあり、水を司る神様、高おかみ神を祭神としています
貴船神社は秋の紅葉の頃は市街よりも一足早く華やかな紅葉を眺められるスポットです。
貴船神社は京都市左京区鞍馬貴船町にあり、
水の神様である高おかみ神をお祀りしている神社です。
いつ貴船神社ができたのかははっきりと分からないそうですが、
伝説では5世紀(401年〜500年)初め頃の反正天皇の時代に神武天皇の母とされる玉依姫が淀川から黄色い舟で遡って
貴船神社の場所にたどり着き、そこに祠を建てたのが貴船神社の始まり(黄色い舟=黄舟)とされているそうです。
ただ年代的に見ると初代天皇とされる神武天皇の即位が西暦181年とも言われているので、
玉依姫が神武天皇の母だとすると西暦181年よりもっと以前から貴船神社は存在していると言うことになりますが、
大和時代の反正天皇は第18代天皇(406年〜410年)となるようですので
それと同時代に神武天皇の母が貴船神社を創建すること自体無理な話になります。
ただ玉依姫自体は神様ですので、そのあたり自由自在にできたのかも知れません。
また玉依姫は何も神武天皇の母に限らずあちらこちらの地方の神社にも登場するようですので
この伝説の玉依姫は別人(別の神様?)かもしれません。
ただ678年(白鳳6年)に社殿の建て直しが行われていると言う記録があるそうですので、
それより少なくとも100年以上前にはすでに建立されていたと言うことは言えそうです。
また貴船神社には他にもいろいろ言い伝えがあるようで、
宇治橋の袂にある橋姫神社に鎮座しておられる橋姫は、貴船神社の丑の刻参りでも有名で、
公家の娘だった娘が嫉妬に狂い、丑の刻参りをして宣託どおり宇治川に浸かり、鬼になったというもの。
古来より貴船神社は結社が縁結びの神様としても平安貴族や庶民の間で評判があったそうですが、
この伝説から貴船神社は縁結びの神、橋姫神社は縁切りの神とも言われているようです。
ただこの橋姫伝説にはまた別に宇治橋の守り神だと言う話もあるようです。
貴船神社はまた、高おかみ神という水を司る神様を祀ってあるところから
古来より雨乞いなどの行事も行われてきたようです。
またもうひとつ貴船神社は絵馬の発祥の地ともされていて、本殿横には馬の像が建っています。
馬は雨乞いの際に献上されていたようで、それが実物の馬から次第に板に絵を書くようになり、
それが現在の絵馬の発祥となったという話もあるようです。
水の神様 貴船神社
貴船神社が縁結びでも知られる理由
貴船神社と橋姫神社
貴船神社の参道
紅葉のはじまり 撮影日2002年11月5日
