神戸異人館・風見鶏の館の壁紙写真です。 風見鶏の館は旧トーマス住宅とも呼ばれ、 1909年(明治42年)にドイツ人の貿易商ゴッドフリード・トーマス氏によって建築された、 屋根の上に風見鶏がある特徴的な建物で有名な異人館です。 風見鶏の館の名称の由来は三角屋根の上にある風見鶏がこの建物の特徴でもあり、象徴でもあるところから来ています。 また風見鶏には風向きを知るということの他に、西洋では警戒心の強い雄鶏は魔除けの意味や、 キリスト教の影響力を強めるといった意味もあったそうで、 クリスチャンであったと思われるトーマス氏の意向がそこに反映されているように思えます。 それが屋根の一番高いところに風見鶏が設置されている理由でもあるようです。 また昭和52年に放映されたNHK朝の連続テレビ小説「風見鶏の館」で一躍その名を全国に知られることとなりました。 以来多数ある神戸異人館の建物の中でも中心的な建物として現在でもその名を知られています。 風見鶏の館は北野異人館の中では唯一のレンガ造りの建築物です。 入館料300円を支払って中へ入るとまず1階に入りますが、廊下からは応接間、居間、食卓などが 廊下を介して行き来できるようになっています。 応接間はカーテンや応接椅子などが深い緑色を特色とした色調で、重厚な家具や調度品などが多数あり、 また西洋風の異国情緒を感じられるところでもあります。 居間は開放的で明るい感じがするのが特徴的で、南側に面しているためか光がふんだんに差し込み、 広々とした開放感や華やかさが感じられます。また居間ではシャンデリアなどにも特徴があります。 廊下続きで今度は広さ20畳あると言われる食卓に入ってみます。 食堂は城館風の造りとされていて、居間よりも北側にあるためかやや暗い感じはしますが、日本の食卓にはない西洋風の食卓で、 黒色を貴重とした落ち着いた重厚な感じのする椅子やテーブル、暖炉などがあります。 また実際にトーマス氏はここで大正14年まで生活されていたそうで、当時の面影が偲ばれます。 各部屋をつなぐ廊下と、天井の高さにも注目です。日本家屋よりもはるかに高い天井や、 部屋の出入り口などを見ていると、こういう天井の高さも開放感にかなり重要な役割を果たしていると思われます。 一般的に日本人よりも大柄な西洋人の住宅らしい雰囲気がそこにもあります。 折り返し2段になって踊り場もある階段を上がり、2階へと向かいます。 風見鶏の館の2階にはドイツ人形が並んでいる子供部屋や、簡易的な食事ができると思われる丸テーブルのある部屋、 お出かけの前に入念な化粧ができそうなかなり大きい三面鏡のある部屋など、いろいろな当時の生活ぶりを 感じることができると思います。 また広場をはさんで向かいにある萌黄の館との共通入館券もあり、こちらは2館で500円となります。
風見鶏の館 外観
居間のシャンデリア
風見鶏の館 食卓
風見鶏の館 応接間
異人館の壁紙 撮影日2005年10月31日
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