石山寺の紅葉の壁紙写真です。石山寺は滋賀県大津市瀬田川沿いにあり、 紅葉の時期は見事な落差のある紅葉が楽しめます。 また石山寺は巨大な天然記念物の硅灰石(珪灰石)(けいかいせき)や源氏物語の紫式部ゆかりのお寺としても有名です滋賀県大津市にある石山寺は正式名称を石光山 石山寺といい、真言宗に属するお寺です。 奈良県の長谷寺や京都の清水寺と並ぶ観音霊場として古くから人々の信仰を集めています。 また石山寺は西国巡礼の第13番目の札所としても有名です。 石山寺の歴史は非常に古く、創建されたのは奈良時代の747年、 聖武天皇の勅願で奈良の大仏で有名な東大寺を建立したことでも知られる華厳宗の良弁僧正によって建立されました。 実は石山寺は本尊である金銅如意輪観音像を良弁僧正がここに持ち込んで、 東大寺大仏の建立にかかる黄金の産出をこの場所で祈願したことが始まりだそうです。 その後761年ごろから東大寺の造営に携わった仏師なども石山寺の伽藍建立に加わり、 これだけ壮大なスケールのお寺が誕生することとなります。 東大寺建立が上手くいったお礼返しだったのかも知れません。 当初華厳宗であった石山寺が真言宗に鞍替えをしたのは 真言宗醍醐寺から来た聖宝僧正の時代の9世紀末頃(890年代)で、この頃から真言密教寺院となっていったようです。 約3万6千坪もの広大な敷地を持つ石山寺は、古来より文人たちに非常に愛されたお寺でもあります。 石山寺の名前の由来は天然記念物の硅灰石(珪灰石)の上に本堂が建っていることから来ています。 この天然記念物にも指定されている硅灰石(珪灰石)は黒灰色で波状模様がある巨大な岩石で、 硅灰石(珪灰石)が国の天然記念物に指定されたのは1922年(大正11年)3月8日のことです。 この巨大な硅灰石(珪灰石)はカルシウム(石灰)と珪酸の化合物で出来ている岩石で、マグマの活動により 石灰岩に花崗岩が入り込み、熱変性によって出来た岩石なのだそうです。 また平安時代に入ると歌人や文人がこの石山寺に参拝し、逗留してゆきます。 記録に残って入るところでは1004年に「源氏物語」で有名な紫式部が参拝し、物語の構想を練ったと言われています。 「更級日記」の作者である菅原孝標の女(すがわらたかすえのむすめ)も1001年に石山寺を参拝しています。 またこの時期の文学作品には石山寺が登場するものも多く、紫式部のライバルとも言われる 清少納言の「枕草子」にもまた石山寺が登場します。 他にも藤原道綱母作の「蜻蛉日記」の中にも登場しており、 石山寺はこの当時ある意味作家達の憧れの地だったのかも知れません。
石山寺の紅葉
本堂横の広場から見上げた多宝塔と紅葉
三十八社付近の紅葉
毘沙門堂と紅葉 他
撮影日2004年11月29日
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