彦根城は国宝に指定されており、滋賀県彦根市にあります。彦根城が出来たのは今から約400年前の1622年です。 もともとこの城は関が原の戦いで勝利した徳川方の譜代大名である井伊氏の居城として築城されました。 1603年の工事開始以来、実に完成に至るまで19年の歳月を費やした天下の名城です。 これだけ築城に時間が掛かったのは、関が原の戦い当時の井伊直政が築城を望んでいたが病死し、 残された家臣が直政の遺志を継いで築城工事を始めたことで、3期にわたる大工事となったためです。 その後明治維新まで代々井伊氏の居城として使われていた経緯があります。 また彦根城は明治政府の廃城令による取り壊しを免れて、現在にその姿をとどめている貴重な城のひとつです そのため1931年には旧国宝に指定され、1952年には国宝に指定されています。 ちなみに国宝に指定されている城は全国でも4箇所だけです。姫路城(兵庫県)・犬山城(愛知県)・松本城(長野県)とここ彦根城です。 今回は桜の頃の彦根城を訪ねました。 とにかく敷地が広大で、内堀と外堀周辺の桜は非常に見ごたえがあります。 大手橋を渡ってしばらく梅林方面へ歩くと入り口があり、ここから右手に折り返して天守閣へ向かって約30mの登りとなります。 廊下橋の下をくぐり、そこから今度は廊下橋を渡って最初に見えてくるのは重要文化財の天秤櫓と呼ばれる建物で、天秤のような形をしているためにその名があります。 この天秤櫓は豊臣秀吉の築城した長浜城の大手門を移築したものといわれています。 次に同じく重要文化財の太鼓門櫓と呼ばれる櫓があります。 ここをくぐると天守閣はもうすぐです。 彦根城の天守閣はGPS標高計で126mの標高となっていました。内堀沿いにある駐車場とは約30mの標高差があります。 意外と天守閣自体はあまり大きな印象を持ちませんでしたが、 この天守閣は国宝に指定されており、京極高次の築いた大津城の天守閣の上3層を移築したものといわれているようです。 また天守閣からは桜の風景とともに彦根市街や遠く琵琶湖まで見渡せます。 またここから黒門方面へ下ってゆくと、玄宮園と呼ばれる大名庭園があり、こちらからの眺めもまた素晴らしいものがあります。 玄宮園の風景はまた後ほどアップします。
