京都・永観堂はもみじの永観堂の異名を取るほど、境内には非常に多くのもみじがあり、
特に紅葉の美しさは紅葉の名所ぞろいの京都でも屈指のスポットです。もみじの永観堂の異名をとるほど京都の中でも一、二を争う永観堂の紅葉。
永観堂は京都市左京区永観堂町にあり、浄土宗西山禅林寺派の根本道場の寺院です。
永観堂の正式名称は「禅林寺」と呼びます。
字から見ると禅宗寺院のようにも思えますが実は浄土宗のお寺です。
永観堂が建立されたのは平安時代初期の863年、空海(弘法大師)の弟子にあたる真紹僧都と言う人が開山とされています。
空海の弟子ですから当然宗派は真言宗と言うことになります。
初期の永観堂は真言密教の寺院として始まったそうです。
また永観堂の名前は禅林寺の第7代住職であった永観律師に由来します。
この永観という僧は非常に優れた僧で人望も厚く、人々の信頼も非常に厚かったといわれています。
また永観堂の本尊である国の重要文化財にも指定されている阿弥陀如来は別名「みかえり阿弥陀」と呼ばれています。
本堂に入り、正面向かって右手にある阿弥陀如来像がそれですが、よく見ると何とこの阿弥陀様は左を向いておられます。
本堂を出ようと出口に向かい、ふと本堂のほうを振り返ると、阿弥陀様のお顔がこちらを向いていると言うわけです。
この本尊みかえり阿弥陀も実は永観が東大寺から持ち帰ったものだと言われているそうです。
真言宗から浄土宗へと宗派が変わったのは鎌倉時代、静遍僧都が住職となってからだそうです。
もともと真言宗だった静遍僧都が浄土宗に変わったのは、法然上人の教えに深く影響されたからだそうです。
そんな歴史を持っている永観堂ですが、紅葉の頃にはもみじの永観堂の異名に恥じない素晴らしい紅葉が堪能できます。
紅葉の名所ぞろいの京都にあっても、ここの紅葉はまず真っ先に名前が挙がるほどです。
また紅葉期間中は夜間ライトアップもされており、ライトアップされた紅葉もまた素晴らしいだろうと思います。
但し拝観料は京都でも最も高い部類に入り、なんと1000円かかります。またこれとは別に夜間特別拝観は600円かかります。
駐車場も近くにはなく、非常に行きにくい場所ではあります。
永観堂の最寄駐車場は岡崎公園あたりの市営駐車場となりますが、歩いてもやや距離があります。
見所は放生池周辺の紅葉と、一段と高くなっている多宝塔付近から見下ろした紅葉ですが、
それ以外にも面白い撮影スポットはいろいろあると思います。
やはり京都の例に漏れずここも三脚と一脚は禁止です。チェックも結構厳しく、
入り口で開門前の早朝に扉越しに三脚を立てて撮影していても注意されるほどでした。
永観堂禅林寺 名前の由来
素晴らしい紅葉を狙いに朝一番で
開門前の永観堂に並びました
それでもすぐに人でごった返していました
撮影日2002年11月14日
