京都嵯峨野の玄関口である嵐山渡月橋と、左京区にある円山公園の枝垂れ桜の壁紙写真です。
嵐山渡月橋の歴史は非常に古く、平安時代に最初の架橋がなされたようです。
836年に空海(弘法大師)の弟子に当たる道昌僧正が現在渡月橋の位置よりも200mほど上流に
架橋したのが始まりとされています。
当時の呼び名は渡月橋ではなく、法輪寺橋と呼ばれて平安時代を象徴するような朱塗りの橋だったそうです。
それが渡月橋と名前を改められたのは当時嵐山天龍寺のある場所に亀山庭園を持っていた
亀山上皇のいた鎌倉時代のことで、
ある夜に月が橋を渡っていくように見えた様子から亀山上皇が渡月橋と名づけたようです。
その後の渡月橋は洪水で流されたり応仁の乱では戦火のために焼け落ちたりしましたが、
1606年に江戸時代初期の京都・嵯峨野の豪商・角倉了以によって現在の場所に橋が架け直されたそうです。
その後は1934年(昭和9年)6月に現在の形のコンクリート橋が完成しています。
よく渡月橋が架かっている川を桂川と呼ぶようですが、
正確には渡月橋を境にして上流側は大堰川(保津川)、下流側を桂川と呼ぶようです。
京都嵐山渡月橋と桜を撮るために、午前7時には嵐山渡月橋の袂に立っていました。
このくらいの時間帯だといくら観光名所で桜の時期には人ごみでごった返すといわれる
嵐山渡月橋でも、時折通勤の車が通る程度の非常に静かな時間帯でした。
まだ商店は開いておらず、桜の掛かる嵐山渡月橋と保津川を眺めながら
静かな時間を過ごすことが出来ました。
その後徐々に観光客が押し寄せ始めてきましたので、嵐山を出発しました。
円山公園枝垂れ桜は樹齢70年、高さ11m、正式な名前を「一重白彼岸枝垂桜」と呼ぶそうです。
別名「祇園枝垂桜」とも呼ばれるこの桜は円山公園内にあって、夜にはライトアップもされています。
京都でも最も古い公園とされている円山公園は1886年(明治19年)に完成した公園です。
総面積約10万3千uもあり、円山公園も祇園枝垂桜をはじめとして観桜の京都を代表するスポットのひとつです。
また1931年(昭和6年)には国の名勝にも指定されているようです。
もともとこの公園には樹齢220年という桜の巨木があったのだそうですが、
残念ながら1947年(昭和22年)に枯れてしまい、現在の桜の巨木は古木の種子から成長してきた2代目なのだそうです。
円山公園に着いた時間は結構遅い時間帯でしたので、
やはり観光客が押し寄せ、少しでもこの有名な円山公園の枝垂れ桜に近付こうと人垣が出来ていました。
それでも幸いなことに、大抵こういった枝垂れの大きい桜はやや離れて見ないと記念撮影も出来ません。
おかげであまり人だかりの無い円山公園の枝垂れ桜の写真を撮ることができました。
桜の見頃は4月上旬です。
嵐山渡月橋と桂川沿いに咲く桜
円山公園枝垂れ桜は樹齢70年と言われる
京都を代表する桜です
桜の見頃は4月上旬です
撮影日2003年4月10日
