安志賀茂神社(あんじかもじんじゃ)は兵庫県姫路市安富町(旧宍粟郡安富町)にあり、 別名あじさい神社とも呼ばれています。 その名の通り境内にはあじさいの頃になるといろいろなあじさいが色とりどりの花を咲かせます。 安志賀茂神社の由来は京都にある上賀茂神社(賀茂別雷神社)の 分霊としてかつてこの場所にあった安志庄の荘園の守り神として建てられたという歴史を持ち、 建立年度は不明ですが平安時代とも言われています。 平安時代末期の1184年に源頼朝が上賀茂神社に安志庄を神領として寄進したといわれ、 このときに上賀茂神社の分霊として別雷神(いかづちのかみ)を荘園となった安志庄にお祀りしたのではないかといわれています。 以来この場所においては荘園鎮守の神様として安志庄の総社としての役割を果たすようになってきます。 別雷神は菅原道真の天神信仰とも少なからずつながりを持つようです。 その後江戸時代中期の1723年には当時の譜代大名で安志藩主の小笠原氏によって社殿が建立されたといわれます。 また境内には賀茂神社以外に安志稲荷、弁財天などの摂社があります。 さて、そんな歴史を持つ安志賀茂神社ですが、境内にあるあじさい園では約8000株とも言われるあじさいが あり、見頃時期である6月末頃から7月上旬頃には満開となってひと時の安らぎを与えてくれます。 境内のあじさい園の周囲には弁財天をお祭りした朱塗りの社が新池の中に建てられており、 アーチ型の弁天橋の中央に鎮座しておられます。 この弁天橋や弁財天も朱色の独特の色彩を放っていて、あじさいを撮影するときにはアクセントになってくれます。 また6月末の土日には安富町あじさい祭りの催しも行われます。 旧安富町の町花は実はこのあじさいなのです。 アクセスは中国自動車道山崎インターで降りて国道29号線を姫路方面に進路をとり、 しばらく走って安志峠を越えて下ったところの安志北の信号を左折、すぐにもう一度左折して中国道の下をくぐり、 少々ややこしいですが住宅街の中の細街路を看板に沿って進みます。 安志賀茂神社の隣には別に安富町のあじさいの里もあるのですが、次の機会にアップします。
姫路市安富町にあるアジサイの名所・安志加茂神社の風景です。
